大阪府八尾市の南高安地区を中心に、約9haの農地、約100戸の農家によって栽培されている、大阪府下生産量の7割を占めるのが八尾えだまめです。
大阪の温暖な気候とハウス栽培を組み合わせ、冬の終わりから初春に種まきするもの、外気温がしっかり安定した初夏に露地へ種まきするものの2シーズンに分けることで、6~8月中旬頃まで出荷できるように工夫されています。シーズンごとに向いた品種を選ぶなどの工夫もされ、リレーして安定した品質の八尾えだまめが出荷されています。
特徴など
枝豆は収穫されてからも呼吸をしていて、その呼吸によって枝豆自身の糖分などがどんどん消費されてしまいます。その枝豆の呼吸を抑えるためには、まだ気温が高くなりすぎない時間に収穫すること、収穫後すぐに冷やすこと、手早く調理をすることが大切です。八尾えだまめの産地、八尾市は大阪市に隣接している好条件な立地のため、消費地へとても新鮮な状態で出荷され、枝豆の糖分が消費されないままお届けできます。
八尾市は周辺に住宅地も多く、生産者たちは農薬や化学肥料の使用にはとても気遣っており、消費者の方が安心して食べられる枝豆づくりを目指しています。そして、枝豆の世話にも時間を惜しまずに手をかけているため、肥料や水などの管理も最適な時期におこなうことができ、味や品質の高い枝豆をいちばんおいしい時期を見極めて収穫できるのです。
このように生産されているため、八尾えだまめは甘みも旨味も凝縮され、実がパンパンでプリップリの状態でお届けできるのです。
生産地域 | 大阪府八尾市 |
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収穫時期 | 6月中旬~8月 |
早晩性 | 早生 |