兵庫県の枝豆　丹波篠山黒大豆（たんばささやまくろだいず）

兵庫県農事試験場が古くから丹波地方（多紀郡＝篠山市）で栽培されていた黒大豆の在来種を「丹波黒」と命名しました。
丹波黒大豆や丹波黒豆、あるいはぶどう豆とも呼ばれ、現在では黒豆を代表するブランド大豆です。

特徴など

普通の枝豆とは食感が全く違い、これは、本来正月用の煮豆などとして高級の黒豆を、若いサヤの時期に食すという美食的観念からです。
茹でる前も茹でたあとも、一般の枝豆ではお馴染みな鮮やかな緑色ではなく、茹であがり後ですら、サヤの中の豆は黒みがかった緑色をしており、とても大粒で肉質も柔らかいため、非常に人気のある品種です。
しかし栽培が難しいことや、毎年10月に出荷されており、流通する期間が非常に短く限られることもあって入手は難しいことから高級品とされています。