ビールのおつまみに大活躍な枝豆。
冷凍の枝豆を電子レンジで解凍したものと、生の枝豆を自ら茹であげるものでは風味、食感ともに雲泥の差があります。
特に収穫したての枝豆は格別の美味しさです。
新鮮な物を買ってその日の内に食べたいもの。
おつまみとして、ご飯のおかずとしても、
美味しく色鮮やかに茹でる方法を紹介します。
枝豆の保存方法はこちら 枝豆の保存方法
枝豆の食べ頃の見分け方はこちら 食べ頃の見分け方
枝豆性質について知っておきたいこと 枝豆は鮮度が命
材料
- 枝豆 … 250g
- 水 … 1リットル
- 塩 … 40g(茹でる水に対して4%を使用。水2リットルなら80g)
手順
1.枝豆の下準備
枝豆を流水で洗い、両端をハサミで切り落とします。
(塩味を豆に染み込ませるためです)
2.塩で揉む
塩(15g程度)を使い、両手で塩もみをします。
これをすることで、緑色が鮮やかになり、味もなじみます。
Point
塩もみした後は、洗い流さずそのままお鍋に入れます。
3.お湯を沸騰させ、枝豆を入れる
残りの分量の塩(25g)を入れて沸騰させ、
塩がついたままの枝豆を沸騰したお湯に入れます。
Point
水に対し塩を4%(今回は40g)で茹でると、枝豆が甘く、
ふっくらやわらかで、ぷりぷりの状態に仕上がります。
4.約3~5分茹でる
湯が溢れないように火加減を調整しながら、中火で約3~5分茹でます。
3分半経ったら、枝豆を1つ出して味見をしましょう。
すこし硬いかな、ぐらいでOK!
Point
5分以上茹でると、アミノ酸が流出しやすくなってしまう他、
ふやけたような柔らかさになり食感が損なわれます。
5.ザルに取り、うちわであおいで冷ます
すこし硬めに茹でて、うちわであおいで冷まします。
ザルに上げた後の余熱で少し柔らかくなります。
Point
水(氷水)に通すと、塩まで洗い流してしまい、水っぽくなりやすいのでなるべく避けましょう。
6.お好みで塩を足す
味見をして、塩分が足りない場合は、最後に塩を小さじ1/4程度ふり、ざっと混ぜます。
あとは好みで調節しましょう。
枝豆の保存方法
枝豆は収穫後どんどん糖分が減り味も落ちていくので、生のまま保存するのはおすすめできません。生で短期間保存する場合は、できるだけ低温で直射日光を避けた冷蔵庫の野菜室が良いでしょう。
長期保存する場合は、かために茹で、水気をよく切り、保存用袋などに入れて冷凍します。冷凍保存すれば目安として約6週間の長期保存が可能です。
冷凍したものはお湯にくぐらせたり、電子レンジなどで解凍して食べます。
食べ頃の見分け方
枝付きの枝豆が新鮮!
枝付きの枝豆は鮮度が良く日持ちがするため、できるだけ枝付きをおすすめします。
枝つきの場合は、枝の節と節の間隔が短く、サヤが密生しているものを選びましょう。
サヤの緑色が濃いものを!
サヤの緑色が濃く鮮やかで、サヤがピンと張りしっかり中身が詰まっているもの、均等に豆が入っているものは良い枝豆の証拠です。
枝豆は鮮度が命
枝豆を美味しく食べるために最も大切なのは鮮度です。
しかし枝豆は鮮度が非常に落ちやすい品目のため1日おくだけでも食味は勿論、栄養とビタミンがかなり失われてしまいます。
収穫後、時間が経つにつれ、豆の中の糖分が少なくなっていきますので、その日のうちに食卓に届くよう、収穫は夜明け前に行い出荷するところが多いようです。
枝豆の収穫は、需要の多い夏場に合わせ行いますが、最近は、居酒屋などでのおつまみとして一年中需要があるため、海外からの冷凍枝豆も出回っています。
冷凍枝豆は、収穫後すぐに茹でて冷凍するため、比較的糖分が失われることはありません。